よくある質問

オルソケラトロジーについて

Q.オルソケラトロジーはどんな方にお勧めですか

A.
  • メガネを好まない方
  • コンタクトレンズより日中は裸眼で生活したい方
  • 親御さまが近視の程度が強いお子様 
    (近視は遺伝性が強いので、親御さまの近視の程度が強いと、お子様も近視が進行する可能性が高いといわれています) 
  • 近視治療を検討されている方 
    (レーシック手術と違って中止すれば元の状態に戻る事ができます)  
Q.オルソケラトロジーのメリットは何ですか

A.
  • 近視進行を抑制する効果が期待できます。
  • 日中は裸眼で過ごせるようになります。
    (多くの方は裸眼ですごせますが、度数が強い方は軽い度数のメガネやコンタクトの併用になる場合があります)
  • コンタクトレンズと違い医療費控除が受けられます。
  • 近視矯正手術と違い治療を中止すれば元の状態に戻ります。 
Q.オルソケラトロジーのデメリットは何ですか

A.
  • ハードタイプのレンズなので初期装用に慣れる必要があります。 
  • レンズ内面が汚れやすい設計なので調子が良くても3か月毎の定期検査が必要です。 
  • 夜間に継続してレンズを装用しないと効果が表れにくくなります。 
  • 遠視と程度の強い近視や乱視は矯正できません。 
Q.どのメ-カ-のレンズになりますか

A.

当院ではメニコン社製のオルソケラトロジーレンズを使用しております。
詳しくは下記リンクを参照ください。
https://www.menicon.co.jp/ortho/faq.html

Q.レーシック(近視矯正手術)はされていますか。

A.

当院ではレーシックは行っておりません。

日帰り白内障手術について

Q.手術はいつ頃受けるのがいいでしょうか

A.

特に決まりはありません。「目もかすみ」や「まぶしさ」を強く感じて日常生活に支障をきたすようであれば、年齢によらず早めに手術を受けられることをおすすめします。

Q.痛くありませんか

A.

点眼麻酔とテノン嚢麻酔を組み合わせて手術を行います。痛みは軽度です。全く感じなかったとおっしゃる患者さんも多いです。

Q.高齢で体力が不安です。手術を受けても大丈夫ですか

A.

手術時間も短く、体への負担もほとんどありません。

Q.いろいろな薬を飲んでいますが問題ありませんか。

A.

ほとんどの場合心配いりませんが、念のためどのような薬を飲んでいるのかお知らせください。抗血栓薬(血液がさらさらになる薬)も中止する必要はありません。

Q.糖尿病なのですが、手術できますか。

A.

内科できちんと血糖コントロールされているなら大丈夫です。むしろ低血糖発作の方が危険ですので手術日も通常通り食事をしてきてください。

Q.手術の日は車で来院してもいいですか。

A.

患者様は手術日当日運転できません。ご家族など付き添いの方とご一緒に来院されてください。

Q.手術の予約はすぐにできますか。

A.

予約状況によりますが、通常予約から現在1ヶ月程度で手術を受けられます。

加齢黄斑変性症について

Q.加齢黄斑変性症の原因は何ですか。

A.

抗酸化ストレスやタバコが悪化要因になると考えられていますが、完全には解明されていません。

Q.発症しないためには何に気をつければ良いですか。

A.

加齢に伴う亜鉛の血中濃度の低下指摘されていますので、亜鉛が含まれている食品(穀類、貝類、根菜類など)をとるようにしましょう。カロチノイド不足によっても発症しやすいという報告があります。カロチンを多く含む緑黄色野菜をとりましょう。また喫煙も止めた方が良いでしょう。

Q.治療法はありますか。

A.

典型的な加齢黄斑変性症には、抗VEGF抗体(ルセンティス)の硝子体内注射が有効です。他に光線力学療法も施行されることがあります。

緑内障について

Q.緑内障はどんな病気ですか。

A.

緑内障は、20年から30年をかけてゆっくり進行していく病気です。眼圧が高くなり、病状が進むに従って視野狭窄(視界が狭くなること)が進みます。はっきり見えていた視界が、視界の周辺からぼやけて見えるようになったら緑内障を疑う必要があります。

Q.緑内障は手術しても治らないと聞きました。

A.

緑内障による神経障害はもとには戻りません。そのため早期に緑内障を発見し、点眼薬で眼圧を下げ、病気の進行をおさえることが大事です。点眼薬で改善されない場合はレーザー治療や手術を行います。ただしこの場合も、視力を取り戻すためではなく進行を食い止めるためだとお考えください。

Q.眼圧が正常でも緑内障になりますか。

A.

緑内障は眼圧検査が正常だったり、自覚症状がなくとも進行する病気です。そのため眼圧だけなく、視神経の検査まで必要になります。

近視について

Q.近視は治りますか。

A.

基本的には治りませんので、メガネもしくはコンタクトレンズで矯正することになります。

Q.仮性近視は治りますか。

A.

仮性近視は調節緊張とも言われ、近視の一歩手前の段階です。この場合は治る場合がありますが、全ての方が治るわけではありません。

メガネ・コンタクトレンズについて

Q.メガネやコンタクトレンズをつけると近視が進みますか。

A.

近視が進む直接の原因にはなりませんが、度数が強すぎたり、弱すぎたりする場合、近視が進む場合があります。またお子さまの場合、成長の度合いによって眼球も成長するので近視が進むことが考えられます。そのため定期的な医師の診察または検診を受けることをおすすめします。

その他よくあるご質問

Q.充血がひどいのですが。

A.

充血が強く、めやにが多く出る場合、感染性の結膜炎の可能性があります。感染性のものは人にうつりやすいので注意が必要です。できるだけ周囲のものにふれないようにして受診ください。

Q.黒いもの飛んでいるのが見えます。

A.

眼の前に虫が飛んでいる、黒い点や髪の毛、糸くずが見えるといった表現がされる症状を、一般的に「飛蚊症」といいます。加齢によるものが多く、一般的に問題ありません。しかしまれに、網膜剥離や、眼底出血に伴う飛蚊症の可能性もあります。一度、早めに眼底検査を受けることをおすすめします。

Q.ドライアイのようなのですが

A.

重度のドライアイでは黒目(角膜)が傷ついて濁り、光が通りにくくなります。そのため視力の低下や角膜感染症を引き起こす場合があります。また、このような方がコンタクトレンズを使用していると、その症状を悪化させてしまいます。眼が乾き気味だと感じたら、安易に市販の点眼薬で対処せずに、眼科を受診することをおすすめします。

Q.秋になると眼がかゆくなります。花粉症でしょうか。

A.

秋の花粉症だと考えられます。春のスギ・ヒノキ花粉ではなく、秋に咲くキク科の植物などが原因かも知れません。春の花粉と同様に抗アレルギー剤の点眼などで症状を緩和させることができます。かゆみがひどい場合にはご相談ください。

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