当院では白内障の手術実績が平成5年(1993)10月から令和5年(2023)10月までの間で10,000件に達しています。豊富な経験と実績で手術をいたします。安心して受診ください。
白内障とは?
白内障の多くは加齢とともに現れる老化現象のひとつで、目の中の水晶体(レンズ)が濁る病気です。
水晶体が濁ることにより、視力が低下して以下のような症状がでてきます。
白内障で濁った眼球(例)
正常な眼球
白内障の症状
- ものが霞んで見える
- どんなに調整しても眼鏡が合わない
- 明るいところへ出ると眩しくて見にくい
- ものがボヤけて二重・三重に見える
白内障の原因
白内障な原因で最も多いのが加齢によるものです。個人差はありますが、誰でも年をとると水晶体は濁ってきます。一種の老化現象ですから、高齢の人ほど多く発症します。
そのほか糖尿病やアトピー性皮膚炎などによっておきる白内障や眼のけがや薬剤の副作用から起こる白内障もあります。
白内障の治療
いったん白内障が進行して水晶体が混濁すると薬などで元の透明性を回復することはできません。したがって、白内障が進行した場合は手術以外に視力を回復する手段はありません。
白内障が初期の、あまり視力に影響のない軽度の場合は点眼薬による進行を遅らせるような治療を行います。
日帰り手術のご案内
白内障手術後の眼内レンズの状態
(写真撮影のため瞳孔を開いています)
いったん濁った水晶体はもとに戻ることはありません。そのため手術によって濁った水晶体を除去し、新たにレンズ(眼内レンズ)をはめこみます。
日帰り白内障手術は、すでに日本では主流の治療法として確立されており、眼内レンズ手術は健康保険の対象ですので1割負担の方であれば少ない費用で受けられます。
(1割負担で約15,000円程度)
手術時間も10分前後なので、これまでに非常にたくさんの患者さんが快適な視力を取り戻されています。
当院の白内障手術実績は累計で、平成5年(1993)10月から令和5年(2023)10月までの間で10,000件に達しています。豊富な実績で、あなたの快適な暮らしを取り戻すお手伝いをいたします。
日帰り白内障手術の特徴
非常に安全性が高い手術です
手術時間は10分前後で済む、安全性の高い手術です。
患者さんへの体への負担も最小限ですみます。
痛みはとても軽いです
点眼麻酔とテノン嚢麻酔を組み合わせて使用します。術中の痛みは軽度です。
全く痛みを感じない患者さんもいらっしゃいます。
- テノン嚢麻酔とは結膜の一部に小さい切れ目を入れ、先が尖っていない細い管をそこから挿入し、眼球の奥に麻酔薬を注入する方法です。点眼麻酔単独よりも術中の痛みは軽減されます
日帰りできます
手術後は、しばらく安静にした後、自宅へお帰りいただけます。
ただし離島在住の方など、どうしても入院でないと困る方には別途、入院に対応することもあります。。
日帰り白内障手術の概要
眼球を切開し、水晶体の前嚢を切り取ります。
水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出します。この時、後嚢とチン小帯は残します。。
残した後嚢の中に、眼内レンズを挿入します。